ASAカラーカウンセリングとは?
心の励ましに有効な12枚のASAカラーカード
カラーツールを使ったセラピーは色彩心理学やカラーテストが発祥で診断的意味合いはあるものの、診断的に答えを限定するのではなく、会話のプロセスが相手の満足度に大変に重要です。心理学の知識や心理療法を学んだ方が、非言語と言語を含めた「受容・共感・自己一致」の傾聴姿勢を基本とするカウンセリング的な関わりで行うことで深いレベルで対応できるものです。評価も解釈も批評もなく聴く力を訓練します。
「ASAカラー心理カウンセリング」は、皆様が探求されている心の励ましに於いて、身近な方への“コミュニケーションケア”として有効な技法です。
他のカラーセラピーや人に関わるどの職種にもプラス効果
池田朝子が開発し、著書(「幸運を引き寄せるカラーセラピー」等)などで紹介し、実際に「NPO法人カラーカウンセリング&会話心理学研究会の認定カラー心理カウンセラー」が活用している12枚の「ASAカラーカード」を用いた技法です。カラーカードは手軽でありながら、カラーセラピーを更に深めた結果として「カラー心理カウンセリング」と言えるだけの関わりによって相手を癒し励ますことを目的とします。学習後は、自己理解と他者理解が深まり、傾聴力が増しコミュニケーションの幅が格段に広がります。他のカラーセラピーシステムや、人に関わるどんな職種にプラスされても様々に活用できます。
色の意味を豊富な言葉で表現する感受性能力と技法を体得
私たちが1日中触れている様々な色が、心と体に微妙な影響力を与えることは科学的に証明されるようになりました。赤は交感神経を刺激し心拍数や血圧が上昇し、青は交感神経を鎮めることも周知です。ASAカラー心理カウンセリングは色の意味や知識を基礎としますが、色の意味を相手に適した豊富な語彙で表現する感受性能力を高め、応用する技法を体得することが主眼です。相手の心に触れる言葉を使えることで、短い時間であっても会話のやりとりを促進します。
ファッション誌の編集者+心理カウンセラーが「生きた色彩心理」を提供
30年前にファッション誌の編集者となり、この色を着ると勇気が出る・落ち着く・自信が持てる・異性に好感をもたらす・相手にリラックスを与える、という色と心理の関係を実践で多く学び、色彩心理を体得してきました。ファッション誌やカタログを数多く制作し、似合う色、流行の色を取り入れてきた長年の仕事を基盤にし、シニア産業カウンセラーとして、色遣いで人間の心理を知る手がかりのワークを多数開発し、心のケアに導入するに至りました。現在、個人カウンセリング、グループカウンセリング、各種研修、コンサルティングに色を取り入れ、短期療法で良好な結果を得ています。
人間は全ての色を持っている~限定をゆるめ未来をデザインする
ASAカラー心理カウンセリングは、「色は人間に似ている」ととらえた視点で開発しました。育った環境や後天的な体験によって、人間はまるで1色のカラーが固定しているように思い込みがちですが、本当は全ての色(魅力)を持っているのです。別の色が出たがっても、出し慣れていない、恥ずかしい、と出さないだけに過ぎません。カラー心理カウンセリングで自分の中に埋めこんでいる気持ちを素直に表現でき、新たな自分を発見すると、新しい色を遠慮せずに出せる自分へ枠が広がっていきます。自然と新しい色を身につけることにも抵抗がなくなり受容できるようになります。根性論ではなく、自分が自然に変わっていく体験です。
今を点検し、人生脚本を書き換え、ヴァリエーションを増やすだけ
ASAカラー心理カウンセリングは反省を促すものではなく、もっと幸せになるための視点を変えた発想法です。日常を少し止まって、自分への承認、点検作業に活用してください。無理し過ぎているなら、話せる先輩や友人にたまには甘え上手になりさないと色は言ってくれます。泣きたいのなら泣けばよいと言ってくれます。自分に言い訳しているのなら、勇気を出して挑戦し自分に勝て、と言ってくれます。答えは、自分の中にあります。 自分に向き合う時間も余裕もない多忙な毎日、12枚のカラーカードは短時間で心の交通整理ができます。色に慣れてくると、様々な色が人間の可能性に見えてきて「みんな違ってみんないい」と色が教えてくれます。

色は「もっと豊かに、もっと幸せに」というメッセージを、あなたに送っています。
ASAカラー心理カウンセリングの『目標』は様々な種類や段階があります。そして、あなたも私も、これから出会う方々も、「もっと豊かに、もっと幸せに」なることが『目的』です。